2020年01月21日(火)

ハウスデオーガニック 11月研修 バルセロナ編 パート2

ハウスデオーガニック 11月研修 バルセロナ編 パート2

11月22日 早朝4時ホテルを出発し、バルセロナに9:30に到着、現地の日本人案内者の説明で、バルセロナは、観光都市でガウディのおかげで、若い清掃工が多く、落ち葉やゴミを、清掃してくれるので、大通りがイメージより綺麗でした。

最初に、ガウディの初期作品 街灯を見学、

続いてすぐ近くにある私が、初めて見学するグエル邸を視察。グエルさんは、当時奴隷の売買で、大金持ちになった方で、お金と工期はガウディに任せる事で、豪華絢爛の建物です。びっくりしたのは、馬車の通路の床は、音を吸収するため、木を縦に埋め込み、見るからに、タイルに見えました。

当時、すでに木製サッシに閉開ブラインドが、付いてて光のコントロールと、木材仕上げとレンガとタイルの絶妙なデザインに圧倒されました。

屋上は、うねりのある仕上げで、発想が何処から出るのか、不思議でたまりませんでした。

次に、1883年から建築施工が行はれている、サグラダファミリア視察です。私が大学3年の時、の写真も見てください。1984年3月14日のもので、100年経過しているので、外部の彫刻を掘っている職人がいた事を、覚えています。

あと何年かかるのか、解らいと当時のガイドが言っていました。

35年が経ち、見ると余りの変化にびっくりして、ガイドさんにどうして、こんなに進んだのかを聞くと、お金です。ときっぱり・・ 入場料で1日うん千万円入りますとの事。2026年には、完成する聞きました。

ガウディの、構造計算が 面白く タコ糸と布袋の重しをひっかけて、重力のまま付けていき、それを鏡を下に置くと、サグラダファミリアの構造が見えてくる気の遠い事を、やってしまう とんでもない建築家です。

翌日は、グエル公園視察、大学3年の時の写真が、あったので添付します。

工事のしてたので、少し印象が違いましたが、ほとんど変わっていませんでした。

次に、カサ・ミラ視察。学生の時は、バスの中からの写真だけで、今回は内部を見れたこと。此方も構造がすごい 石の柱・金属製の梁でファサードを荷重から解放し、大きな窓の設置を可能にしている。中庭からの光が印象的・・

又屋上に、掛けるお金がすごい・・

次が カサ バトリュ視察。1907年に完成した店舗兼住宅の改築物件で、中庭の外壁にセラミックタイルが使用され、窓は、下部の階が大きく、上になるにつれて小さくなっています。此方は、テーブル・椅子など全ての家具も設計している。 あまりにもすごすぎ 何時 寝ているのだろう・・

絶対に見たかった、ミース・ファンルデローエのバルセロナパビリオンの視察、水平ラインの美しさと建物と塀の絶妙なバランスかっこ良すぎます。

此方も、8本の十字の鉄骨柱と壁と薄い屋根の構造とデザインの融合なくしては、出来ない作品である。ガラスが床から天井までデザインは、開放感つながり

特に弊社の、リビングデザインには、取り入れていきます。樹脂サッシの選定も重要な意味を持ちます。

バルセロナチェアーも、この場所で見ると、かっこよかった。

以上、11月の研修のブログが、HPのリニューアルで遅れた事、お詫び申し上げます。又ハウスデオーガニックの皆さんに、今回の研修に連れて行っていただいた事に、感謝申し上げます。

次回は、1月28日に東京に行ってきます。